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知っ得コーナー 最新号(平成31年2月号)

最新号 – [楽しい園芸・野菜のルーツ] [ベジタブルライフ] [私の食育日記] [バックナンバー]

楽しい園芸 – プロから聞いたアドバイスを紹介。初めての人もおまかせ! –

【あなたもチャレンジ!家庭菜園】ジャガイモは良い種芋を準備して、適期植え付け

板木技術士事務所 ●板木利隆

 

梅の花が咲き終わり、土のぬくもりが感じられる頃(関東南部以西なら3月上旬)になると、ジャガイモの植えどきです。あまり植え付けを急ぐと、地温不足のため芽が伸びてきません。また、植え遅れると、生育の後半期が高温になってしまい、芋の肥大の適温日数が足りず、後期には病害が多発して収穫が十分に上がりません。
種芋を選ぶ上で重要なのは、ウイルス病やその他の病害虫に侵されていない、検査に合格した、種子用として市販されている物を選ぶことです。休眠から目覚め、程よく芽が伸び始めた物を準備しましょう。
種芋の準備で大切なことは、大きい物は各片に芽が均等に付くように、縦に切り割り、1片を25~30gにしておきます。
畑に植え付けるに当たっては、芋の切り口を下方に向けるように植え付けます。切って2~3日置き、断面を乾かして植えるのが良いともいわれていますが、良い種芋ならすぐに植えても差し支えないでしょう。
ジャガイモの品種は、長年の代表品種の「男爵薯」「メークイン」などだけでなく、各種の用途に向く個性派の新しい品種がお目見えしてきました。例えば「キタアカリ」(粉質、煮上がりが早く、レンジ調理にも)、「キタムラサキ」(皮、果肉共に紫、煮崩れ少)、「インカのめざめ」(濃厚で独特な風味、煮物、チップ、フライ、レンジ調理にも)、アンデス赤(粉質、良食味でサラダに向く、βーカロテン含量多)、「十勝こがね」(煮物、フライ、加工調理にも、貯蔵性高い)などです。「花標津」「レッドムーン」「ワセシロ」「ベニアカリ」「マチルダ」など、花色や花形を楽しめる品種もあります。
これらの新しい品種の種芋は、出回り量が少ないので、早めにJAや種苗会社に手配しておく必要があります。
ジャガイモは低温でもよく育ち、わずか3カ月余りで種芋の15倍も収穫できるので、早くから子芋をたくさん付けます。これらは早掘り(探り掘り)して、新鮮な春の味を十分楽しみましょう。

※関東南部以西の平たん地を基準に記事を作成しています。

【ベランダでできるキッチンガーデン】エダマメ(マメ科ダイズ属)

土壌医●藤巻久志

 

エダマメといえばビール。ビールといえばドイツ。ドイツといえばクラインガルテン(市民農園)。ドイツのクラインガルテンには、ビールメーカーがスポンサーになっているところもあるとか。
日本でも市民農園が増えています。1990年には市民農園整備促進法が成立しました。その第1条には「この法律は、主として都市の住民のレクリエーション等の用に供するための市民農園の整備を適正かつ円滑に推進するための措置を講ずることにより、健康的でゆとりのある国民生活の確保を図るとともに、良好な都市環境の形成と農村地域の振興に資することを目的とする」と、素晴らしいことが書いてあります。
ベランダでエダマメを栽培してみましょう。取れたてを食べると、市民農園を借りたくなります。
エダマメは低温だと発芽しないので、4月下旬から5月上旬に種まきします。深さ15cm以上のプランターに市販の培養土を入れ、株間20cmに3~4粒の点まきをします。覆土は種の大きさの3倍が標準です。
発芽後、順次間引きして本葉2枚までに2本立てにします。乾燥と過湿に弱いので、水やりは朝やって夕に土の表面が乾く程度にします。
エダマメは根に根粒菌が付いて空気中の窒素を固定し供給するので、肥料は少なくて済みます。追肥は生育状態を見ながら、1000倍の液肥を施します。窒素肥料が多過ぎるとつるぼけ(葉ばかりさま)になって、さや付きが悪くなります。
本葉4~5枚になったら、倒伏防止のために軽く土寄せし、増し土をします。株元にわらや腐葉土を敷いて、表土の乾燥を防ぎます。本葉5~6枚のときに摘芯すると、脇芽がよく伸びて、さやが多く付きます。
株の中央部のさやが膨らんできたら、株ごと引き抜いて収穫します。さやが黄色くなってからでは豆が堅くなるので、さやが鮮緑色のうちに収穫します。

藤巻久志(ふじまきひさし)
種苗管理士、土壌医。種苗会社に勤務したキャリアを生かし、土づくりに関して幅広くアドバイスを行う。

シニア野菜ソムリエKAORUのベジタブルライフ

ウド - 日本原産の春の山菜

シニア野菜ソムリエ ●KAORU

 


KAORU

日本野菜ソムリエ協会公認 シニア野菜ソムリエ
ラジオ局で報道キャスターを務める傍ら、野菜ソムリエの資格を取得。全国で第1号の野菜ソムリエとなる。現在は日本野菜ソムリエ協会の講師として野菜ソムリエの育成に力を注ぐ他、TV・ラジオ・雑誌などでも活躍。セミナーや講演、執筆活動も行っている。飲食店のレシピ開発や大手企業とのコラボ商品も多数手掛ける。大好きな野菜・果物について語る時間は何よりも幸せなひととき。
著書に『干し野菜手帖』『野菜たっぷり!サンドイッチレシピ』(共に誠文堂新光社)、『ポケット版 旬の野菜カレンダー』(宝島社)などがある。

私の食育日記

砂糖の種類と使い分け

食育インストラクター●岡村麻純

幼児食の味付けは薄めを目指していますが、苦手な野菜は甘めに煮たり、お砂糖の味付けで苦味のある物にもチャレンジしてみたり、必要なときには子どもが大好きな甘さに頼りながら食事を作っています。
そこで、味に敏感な子どものためにも、砂糖は何種類かを使い分けています。上白糖、三温糖、黒砂糖、メープルシュガー、ざらめ、グラニュー糖。これらは全て砂糖ですが、甘味、味、溶け具合など、違いがあります。
お砂糖の原料は、サトウキビやテンサイです。砂糖は、原料の糖蜜を分離して、ショ糖だけを結晶化し精製して作られる精製糖と、糖蜜とショ糖を分離せずに作る含蜜糖に分けることができます。私たちが一般的に砂糖と呼んでいる上白糖は精製糖で、しっとりとして溶けやすくできています。三温糖も上白糖とほぼ同じですが、最後に出た糖蜜を何度も加熱してカラメル化させ、またはカラメル色素を添加することで茶色をしています。
一般的にざらめと呼んでいる茶色く粒が大きい物は中ざら糖という物で、グラニュー糖と共にざらめ糖に分類され、こちらも精製糖です。グラニュー糖は粒が細かくさらさらしていて、溶けやすいのが特徴です。上白糖のショ糖の割合が97・8%に対して、この二つのざらめ糖は、99・9%とショ糖純度が高くなっています。一方、黒砂糖は糖蜜を分離せずに作る含蜜糖で、ショ糖の割合は80%、糖蜜が含まれるため独特の香りやこくがあります。メープルシュガーもカエデから作られる含蜜糖です。また、キビ砂糖、テンサイ糖など原料を特定してその特徴を生かして作られた砂糖も見掛けられます。テンサイ糖はオリゴ糖を含むのが特徴です。
煮物には色味や香りのある黒糖を、お豆を煮るときはざらめで甘味を強調、クッキーを作るときはメープルシュガーを使うなど、砂糖の使い分けを楽しんでいます。

 

岡村麻純(おかむら ますみ)1984年7月31日生まれ。お茶の水女子大学卒。大学で4年間食物科学を学び、食生活アドバイザーなどの資格を持つ。公式ブログ:http://ameblo.jp/masumiokamura/

出典:JA広報通信2019年2号

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