JA鈴鹿

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新茶の初市を開催しました

 三重県鈴鹿市のJA全農みえ北勢茶センターは4月25日、新茶の初市を開きました。鈴鹿市・亀山市の農家5軒から煎茶・かぶせ茶合わせて12点160.2kgの出品がありました。
 1キロあたりの平均価格は昨年を上回る7,369円(昨年は6,104円)で、最高価格は18,888円(昨年17,000円)。参加した茶商は昨年の2倍の20社で、例年になく仕入に意欲的な茶商が集まる初市となりました。

 初市には、同センター職員・JA職員の他、県内茶商合わせて約70名が参加。取引は全てそろばんを片手に相対取引で行われ、商談がまとまるとシャンシャンシャンと威勢よく3回手をたたく手締めが行われました。
 初市開催にあたり、全農三重県本部山本雅也本部長は「3月上旬から4月中旬にかけて暖かい日が続き、適度な降雨もあったため生育が前進し、初市の開催は、昨年より6日早くなりました。茶園の状況は良好で、凍傷害や病害も少なく、良質な茶の生産ができています。国内だけでなく、海外旅行客に向けて伊勢茶のPRに努めたい」と挨拶しました。
 四日市市の製茶問屋伸栄製茶の倉田正利さんは「顧客の需要に合うような、良質な新茶を積極的に仕入たい」と意気込みを語りました。
 今後の出荷ピークは5月上旬に迎える見込みで、JA全農みえ茶販売課の岩尾信吾課長は「買い手の意欲は旺盛で活発な取引となりました。平均単価も昨年より高く、好スタートが切れました。」と話す。一番茶の取引は5月下旬まで続く予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲そろばんを手に商談する茶商と仲立人

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