JA鈴鹿

  • 気象情報
  • サイトマップ
  • 文字サイズ変更
  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大

ドローン利用を推進 認証取得者へ助成

 JA鈴鹿は、農薬散布等を行う農業用ドローン操縦に必要なマルチローター技能認定証の取得に係る費用を上限5万円とし、これまで10名に助成しました。農業の作業効率向上や低コスト化を目的に、平成30年度から実施し、制度の利用を呼び掛けています。

 実際にドローンを使用した圃場では、従来の動噴や乗用機械による農薬散布に比べ、1ha当たりの農薬散布時間は約60%減に繋がりました。また、農薬の希釈に必要な水が大幅に減った点、ドローン自体がコンパクトに収納できる点も優れており、農家からは取り回しの良さが高く評価されました。
 初めてドローンで農薬を散布した宮本大(32歳)さんは「準備に手間取らず、圃場を移動する場合でも使い勝手が良い。長時間使用する場合、バッテリーを充電しながら使用する必要があるが、それを差し引いても便利」と話しました。
 営農担当職員は「担い手農家の関心が非常に高く、先行して導入した農家の反応を見て、31年産米の栽培に向けて購入を決めた農家も多数おり、今後も需要は高まりそうだ」と話しています。
 古市素行農畜産課長は「農業のコストカットに繋がる支援を続けていく。制度を有効に活用してもらいたい。」と話しました。

 

▲ドローンのメンテナンスをする宮本さん

 

 

 

ページトップに戻る