鈴鹿市天名地区の住民で構成する若人会(わこうどかい)は、8月1日、徳田ふれあい会館でかぼちゃの大きさを競い合うオバケかぼちゃ祭りを開催しました。
当日は、会員が育てた10㌔を超えるかぼちゃ(品種アトランティクジャイアント)が約20点が集まり、一つずつ計測されました。
今年の優勝は82.7㌔と昨年の記録を上回ることはありませんでしたが、出品されたカボチャの重さの平均は昨年の記録を約20キロ近く上回りました。出品されたカボチャは、地元小学校が夏休みの期間中同会館で展示され、重さ当てクイズを行っています。
同会会長の渥美弘さん(75)は「今年は昨年より定植を前倒して行い、有機肥料を与えて栽培しました。大きく生育したが、収穫直前で腐ってしまうものが多かった。来年は生育途中のカボチャをパレット等に乗せて、風通し等を工夫しようと話し合っている。試行錯誤を楽しみながら続けていきたい」と話してくれました。
オバケかぼちゃ祭りは、平成19年に村興しの一環になればと企画され、7名の会員でスタート。農地があり、かぼちゃの種があれば挑戦できる手軽さと、大小様々な形に成長する珍しさから近隣住民の間で広まり、現在は17名が出品を行い、重量を競う祭りとして続いています。
トメ
重さを図る会員