ＪＡ鈴鹿は１２月下旬、管内産「コシヒカリ」を使ったフリーズドライ米を発売した。袋をそのまま器にすることができ、熱湯を注げば１０分、水でも２０分で食べられます。「白ごはん」は常温で４年、「梅ごはん」は３年半と賞味期限が長く、非常食やレジャーなど幅広く活用できます。
　防災意識の高まりを受け、被災時の非常食を管内産の食材で開発に取り組んだもの。米の消費拡大も視野に入れています。
　同ＪＡが６次産業化商品として発売した「鈴鹿茶ペットボトル」「果菜彩米おかゆ」「白ねぎ味噌（みそ）」に続く第４段。谷口俊二組合長は「引続き、地元の農産品を使った商品の開発に取り組みたい」と話しました。　
　価格はそれぞれ、１袋（５０㌘）３００円。１５０㍉㍑の水分を加えた出来上がりは約２００㌘。水分を多めにすればおかゆにもなる。同ＪＡファーマーズマーケット果菜彩の鈴鹿、稲生、亀山の３店舗で販売している。

Ｐ＝商品をＰＲする職員