JA鈴鹿は11月28日、亀山支店で強盗事件を想定した防犯訓練を行い、役職員30名が参加しました。強盗犯に扮した亀山警察署の警官を相手に同支店職員がマニュアルに基づき応対しました。同JAでは、犯罪件数が増える年末に向け防犯意識を向上させる為、毎年開催しています。
訓練は、通常営業する支店に犯人が訪れ、「金を出せ」と模擬拳銃を発砲、居合わせた客を人質にとる想定で行いました。緊迫した空気の中、同JAで定める防犯マニュアルに基づき通報、犯人追跡、監視とそれぞれの職員が役割を果たしました。
同署生活安全課の平田和美警部補は「犯人逮捕の手掛かりをつかむだけでなく、狙われない店舗作りの為にも日々防犯意識を持って業務に励んでほしい」と話しました。
訓練を行なった同支店の田中正一支店長は「今回のようなケースに限らず様々な状況が考えられる。迅速な対応ができるよう防犯マニュアルの徹底と職員の連携の強化を図る。」と話しました。
▲防犯訓練の様子 ▲カラーボールの使用方法の訓練