鈴鹿農協白ネギ部会は11月8日、西部営農センター2階で白ネギの目揃え会を開きました。
同部会は、白ネギ生産農家の生産意欲と所得の向上及び、栽培・出荷調整技術の向上をはかることを目的とし、系統出荷を中心に産地育成に取組んでいます。
平成27年に新規就農や規模拡大に係る費用の一部を同JAが助成する営農振興基金を設立し、白ネギ産地化の取組を進め、今年の白ネギの総作付面積は10㌶を越え、産地指定を受けるに至りました。
同部会川口恵美子会長は「台風の影響が残るが、産地としての品格を守る為、厳しい目でチェックし、ピークに備えてほしい」と挨拶しました。
当日は、生産者やJA職員、普及センター職員、市場関係者ら計38名が参加し、品質の良い白ネギ出荷に向けて、基準の再確認を図りました。
同JAでは、週に3回、等級、階級別に白ネギを結束し、1ケース(3kg)で市場出荷しています。
同部会が設立した2012年度は生産者6人であったが、2016年度は31人が生産に取組んでいます。
同JA営農指導課課長は「更なる産地化を目指し、農家所得の向上に繋がるよう取組みを進める」と話しました。
▲出荷規格を確認すしました