鈴鹿農業協同組合受託者部会は、学校給食用に新米のコシヒカリ1630㌔を寄贈しました。寄贈した米は、10月14日に鈴鹿市の小学校30校と幼稚園13園と中学校10校の給食約18000食に使われました。
同日、天栄中学校では寄贈式が行なわれ、同JAの谷口俊二組合長、亀井秀樹副市長らが出席。谷口組合長から生徒代表の宮﨑悠乃さん(14)、加藤紅葉さん(14)に目録を贈り、鈴鹿市教育委員会廣田隆延参事から、鈴木繁雄会長に謝辞と共に感謝状が贈られました。
鈴木会長は「今年は天候に恵まれ、例年にない粒の大きい高品質の米が出来た。じっくり味わってほしい」と話しました。
寄贈式終了後には同校1年生の生徒と給食の試食会が行われ、卵の甘酢あんかけ・野菜のマヨあえ・春雨スープを食べながら交流を深めました。
大型機械を持つ同部会は、兼業農家の水田の耕作を引き受ける等、個人農家の機械投資の軽減を支援しており、現在41名が参加。平成17年度から毎年鈴鹿産の新米を学校給食用に寄付しており、今年で12回目。
新米を食べた生徒らは「いつもよりふっくらしていておいしい。」と話しました。
写真=給食をたべる児童と鈴木会長