JA鈴鹿

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育苗施設での播種作業スタート

 3月8日、JA鈴鹿南部育苗施設で令和2年産米の播種作業が始まりました。同JAでは、稲作の農繁期に向け、亀山育苗施設・西部育苗施設・中部育苗施設の順に稼働を始め、計4施設で苗箱約20万箱を播種する予定です。播種する品種は、コシヒカリ、キヌヒカリ、あきたこまち、餅米のあゆみもち。
 繁忙期は1施設で1日約4000枚程の苗を播種します。室(むろ)で出芽させた乳苗は、ビニールハウス内に並べ、温度調整と潅水の管理をしながら緑化苗・硬化苗へと育て、引取りや配達で管内農家に供給します。
 同JA管内の米作付面積は約2,800haで、高齢化による離農で年々微減傾向。同JAでは、耕作放棄地の防止・解消に努めるため、担い手に対する業務用米の作付け提案や、JA自ら農地を借り受けて耕作する農業経営事業、新規就農や規模拡大を助成する総合支援策等を実施しています。
 施設担当者は「暖冬の傾向から、例年より田植が早まる可能性もある。適期適量を供給できるよう管理していきたい」とコメントしました。

 

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