JA鈴鹿

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スマート農業に向けて研修会を開催

 三重県における水田農業のスマート化の推進を目的に、県・JA・民間企業で作る「三重県スマート水田農業コンソーシアム」は12月5日、鈴鹿市の三重県庁舎と杉野農園の実圃場を会場に研修会を開催しました。当日は、鈴鹿市西條町の圃場で、自動操舵システムと高速汎用播種機を使用した麦の播種作業の実演と、企業による自社製品の紹介、スマート栽培に向けた意見交換が行われました。
 播種の実演では、GPSを利用し、圃場マップの作製や作業の進捗管理が可能になる株式会社トスコムのGNSSガイダンスシステムと自動操舵による走行で、無駄なく正確な播種ができることを確認。「施肥や播種を行う際、必要量の計算がしやすくなり、在庫リスクが減った」と先行導入した農家の意見も紹介しました。
 播種機は、最大時速10㌔で点播でき、水稲の乾田直播や麦、大豆などに幅広く対応するアグリテクノ矢崎株式会社製の商品を紹介。各部のユーティリティーが充実したことで正確な点播ができ、作業効率の向上に繋がることが説明されました。
 JA担当者は「研修会を通じてスマート農業の認知も広がっている。先端技術を用いた機材への需要は、今後さらに高まると思われる。県や企業と連携し、生産者へ技術提案を行っていきたい。」と話しました。

 


  

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