4月15日、高齢者のフレイル防止に向けた取組みとして、在宅高齢者フレイル予防支援事業を始めました。フレイルとは健常から要介護へと移行する中間の段階を示します。コロナウイルスの感染拡大防止による外出自粛で、運動する機会が減った高齢者の認知予防や運動能力の維持・向上に繋げたい考えです。JA鈴鹿では2017年から各店舗を拠点にスクエアステップを通じた介護予防教室を開き、地域の健康増進に力を入れていましたが、2020年度はコロナウイルスの感染拡大防止のため開催を自粛しています。そこで、管内の高齢者に自宅でできる介護予防の取組みとして、セルフチェックシート及び健康体操等の資料を送付します。その後、電話等による状況確認、助言を行うことで高齢者が元気に暮らし続けることができる狙いです。同JA生活福祉課の石川雅樹課長は「今後も取組みを通じて、組合員の健康向上に繋げていきたい」と語った。
▲組合員に助言を行う職員