当JA子会社である株式会社アグリサービス鈴鹿は、地域農業を支える担い手の一員として、生産基盤の維持・拡大と、生産者とともに地元農産物の生産振興に取組みます。
JA振興作物である白ネギ・ハクサイの3生産および学校給食の主要品目であるニンジン生産などをはじめとし、トロ箱養液栽培システム「うぃずOne」を含む8品目の野菜に加え、水田農業として米を生産する複合経営に取組んでいます。また、青果物でJGAP認証を取得しており、子会社が生産したニンジンは安全・安心に配慮したその生産管理が評価され、JAL国際線の機内食の食材として採用されました。そのほか、新規就農希望者および研修者を受け入れ、担い手の育成にも取り組んでいます。
「うぃずOne」は育苗ハウスの遊休期間を利用して野菜を栽培するため、システム設置の大掛かりな電気・水道工事を必要とせず導入コストが安価です。
露地栽培に比べると野菜の均質化や長期的な収穫が可能となるほか、施肥・施水をプログラムで制御しているため、日々の管理作業を大幅に軽減できます。
キュウリ・ミニトマト・パプリカなどを栽培し、当JAファーマーズマーケット果菜彩へ出荷しています。