7月下旬、JA鈴鹿加工野菜部会が生産する栗系のブランドカボチャ「鈴鹿マロン」の出荷が最盛期を迎えました。国内の主要産地である北海道・九州産の端境期となる夏場に青果物商社へ150㌧以上の出荷を見込んでいます。
今季は、部会員20名が約12㌶で栽培し、発芽率調査や目揃え会を開催したほか、ペーパーポットの若苗を機械定植し、管理作業の負担軽減を図ると同時にうどんこ病対策には水田農家と連携したドローン防除で防除体系の確立を進め、品質の底上げを行い、ブランド向上を目指してきました。近年では、品質が評価され、小売り向けとしての需要も伸ばし、東海圏のスーパーにも流通しています。