12月下旬から1月上旬にかけてJA鈴鹿白ネギ部会の白ネギの出荷がピークを迎え、生産者は収穫作業や調整作業に追われています。今年産は、約320㌧の出荷を見込んでいます。
同部会は植木・茶農家の所得向上や安定経営を支える複合品目として着目し、平成24年に5軒の農家が集まり設立しました。系統出荷や平成27年に創設した営農振興基金の積極的な利用により、現在48名が加入し、作付面積は17haとなり、産地拡大しています。
JA鈴鹿では、毎週月・水・金の3回、等級、階級別に分けられた白ネギを、1ケース3キロ入りの箱で市場へ出荷しています。
今年産は台風による被害もなく順調な生育と出荷が続いています。これまでに約200㌧を出荷しました。(1月7日現在)
営農指導課の清水由雄主任は「生産者の努力で、高品質な白ネギを出荷できている。今後も生産者、JA、販売が連携して実需者から選ばれる産地の確立を目指していきたい」とコメントしました。