12月14日、2021年産大豆の検査を始め、鈴鹿市一ノ宮町にある同JA一ノ宮支店で行いました。「フクユタカ」2125袋(1袋30キロ)を検査し、粒度や形質、病害虫の被害など入念に確認しながら検査し等級付けを行いました。1085袋が一等に格付けされました。
21年産大豆は、苗立ちと初期成育は順調。7月から8月上旬までに播種した大豆は順調に生育しましたが、8月中旬から下旬に播種した大豆は播種遅れや8月中旬の長雨などにより一部生育不良となったものもありました。
検査を担当した蒔田直人営農指導員は「今年は台風の影響もなく、順調に刈り取りできている。適期防除した生産者はサヤ付きも良く収量・品質ともに良好である」とコメントしました。
同JAの21年産大豆作付面積は約390ヘクタールで、刈り取りは2月上旬まで続きます。また、検査は月3回、3月上旬までの見込みで、約400トンの集荷を目指します。