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ドローン防除実証

JA鈴鹿は10月15日、農薬メーカーと農業用ドローンを使った加工用ハクサイへの薬剤散布の実証試験を行いました。作業効率や防除効果を検証することが目的で、管内の担い手農家や普及センター、JA職員など15人が参加しました。

例年は防除にブームスプレーヤーを使用していますが、雨が降った直後は土壌条件が悪く散布が出来ない、農機の移動に時間がかかるといった課題がありました。その解決策の一つとしてドローンを試験的に今回取り入れ、生育状況や作業の効率化について検討を進めます。

実証試験では、鈴鹿市東庄内町にあるJA子会社アグリサービス鈴鹿が管理する約1.4㌶の圃場(ほじょう)で実施しました。ドローンはDJI Agras MG-1を使用し、8月に登録されたばかりのプレバソンフロアブル5を20倍希釈で散布しました。

同JA営農経済課の前田広和主任は「野菜分野ではドローン散布出来る登録農薬も少ない為、使用はまだまだ限定的である。今後、使用出来る農薬の登録拡大を注視しながら積極的に実証を行っていきたい」と話しました。

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