JA鈴鹿の子会社アグリサービス鈴鹿は、8月中旬から9月上旬まで黄金色に実った稲の収穫作業を行いました。管内では、8月に入ってから梅雨のような長雨が続き例年のように刈り取りがなかなかできなかったが、晴れ間をみて大型コンバインを稼働させました。
同社では、地域農業の維持・発展を目的に2018年から水稲・野菜の複合経営に取り組んでいます。令和3年度の水稲・野菜作付面積は11.7㌶。水稲作付面積も年々増加し、今年度は6.2㌶(昨年度より0.8㌶増加)。面積拡大に伴い、大型コンバインを2019年に導入しました。
栽培品種はコシヒカリ、キヌヒカリの2品種。収穫時期を分散できるため、適期での刈り取りが可能となります。
丸市弘和専務取締役は「今後も地域農業を支える担い手の一員として、生産基盤の維持・拡大に取り組んでいく」と話しました。
収穫した米はJA鈴鹿のライスセンターに搬入する。