1.斑点米カメムシ類の注意報が発令されました！！
斑点米カメムシ類の発生が平年よりも早く、多い見込みです。
間もなく出穂期となるため、不稔穂および斑点米発生防止に向けた防除の徹底を！
2.現在の生育の状況と生育予測
5 月は低温のため、茎数は平年よりも少なく推移してきましたが、6 月の高温多照により生育は平年並になっています。またメッシュ農業気象・水稲生育予測システムによる予測では、出穂期は平年より4～7 日早い見込みです。
斑点米カメムシ類の対策を！
◎出穂前10 日（7 月上旬）までに畦畔の草刈りを行いましょう。また、周辺の雑草地の管理を徹底しましょう。
◎出穂直後に1 回目の散布を行い、不稔穂の発生を抑制します。
また、散布1 回目の2 週間後（収穫3 週間前）の2 回目の散布を行い、斑点米の発生を抑制します。
カメムシの主な農薬 スタークル、キラップなど
品質向上に向けた対策を！
籾数過多や根の活力低下は乳白米発生の原因となります。発生を軽減するためには、
◎中干しを適正に行い、中干し以降の水管理は間断潅水としましょう。
◎土壌中のケイ酸が不足している圃場については適宜、ケイ酸資材を施用しましょう。
干害対策を！
梅雨明け後は少雨になることが想定されます。最も用水を必要とする幼穂形成期から出穂開花期に水が不足しないようにしましょう。
漏水がないか、圃場を点検しましょう。
「茶」・「水稲」・「三重さつき」それぞれの生育に適した管理方法があります。当JAでは皆さまにより良い栽培管理を行っていただけるよう年間を通じての栽培管理指標をまとめております。品質の良い農産物を生産するためにご活用ください。
