ＪＡ鈴鹿は平成２９年２月８日、本店５階大会議室で農業者セミナーを開きました。セミナーは「農業者がこれからどう売るか、どう儲けるか」をテーマに㈱船井総合研究所から講師を招きました。
　講義では、売上を伸ばしている直売所の取り組み事例から、客から選ばれるパッケージの工夫やブランド化の取り組みを紹介しました。
　参加者は、講師の言葉に熱心に耳を傾けメモを取る等しました。質疑応答では、米について質問が多く、他直売所で成功した「ブランド化」や「差別化」の方法について質問が集中しました。
　今年は、同ＪＡで取り組む自己改革の「農業者の所得増大」に向けた農業生産力・販売力の強化に繋げようとテーマを選定し、今年で３回目の開催です。
　当日は、ＪＡ管内で農業を営む２０代～７０代の農家約５０名が参加。業種は米農家、茶農家、植木農家等様々に及びました。
　セミナー終了後のアンケートによると「他直売所の客を得るための具体的な取り組みがわかった。今後６次化産業化に取り組む際の参考にしたい」との意見が寄せられました。
　また、同ＪＡ融資課より農業者向けの運転資金や設備資金に利用できる融資を紹介し、利用を呼びかけました。
　　

▲講師の楠本武久さん　　　　　　　　　　　▲熱心に話を聞く受講者