JA鈴鹿は12月13日より、地元産の白ネギ、大豆、にんにくを使った新商品「白ねぎ味噌」の発売を開始した。同日には発売を記念して、同JA谷口俊二組合長が末松則子鈴鹿市長を表敬訪問し、白ねき味噌を贈呈した。贈呈試食した末松市長は「ネギのいい匂い。後からピリッと辛みがくるのがおいしい。鈴鹿を知ってもらういいアイテム。手に取って一人でも多くの人に食べてもらいたい」と話しました。
同JAの地産地消の取り組みとして、2015年3月発売の「鈴鹿茶ペットボトル」2016年6月発売「果菜彩米おかゆ」に続く第三弾として発売しています。
白ねぎ味噌は、みじん切りにした白ネギと味噌を和え、トウガラシとニンニクを加えて作ります。白ネギの風味を残し、旨辛仕立てに仕上げ、白飯のおかずや調味料等幅広い用途で使えるようにしました。
使用する白ネギは、JA鈴鹿白ネギ部会が生産したものを使用。市場では、安定した出荷と品質の高さが評価をされており、今年国の産地指定を受けました。
同JAでは、2015年より農業者の新規就農や規模拡大を営農振興基金を設立しサポート。白ネギの産地化を目指して生産増大に取り組み、今般消費拡大の一環として商品開発をしました。
同組合長は、「産地指定をきっかけに、加工食品の開発に乗り出した。これだけに留まらず、鈴鹿産の農産物を使った加工品を第4弾・5弾と提案し、消費拡大・地産地消の拡大に取り組んでいきたい」と話しました。
白ネギ味噌はファーマーズマーケット果菜彩店頭での販売や、スーパーマーケット等へ販路を広げていく予定。価格は1個170g入りで税込600円です。
▲白ネギ味噌をPRする職員 ▲白ねぎ味噌を贈呈しました